各話タイトル

設定・用語など

エスペニア皇国
 バイナス大陸の西、中洋海の北辺りに存在する島国。
 古くから国を持つ大六国の1つで、第二次大海戦争では複数の属国を従えて戦争をした。
 グラディア、ダリアなどとは同盟中、かつて属国であったロト、フリッツには反感を持たれている。
 国の東南に位置する国境近くの無人諸島の利権を求めてロトと戦争状態。

ロト共和国
 バイナス大陸の西南、エスペニア海を挟んでエスペニアの反対に位置する国。
 大陸北部から入植して発展したエスペニアに侵略され、属国として機能していた過去を持つ。
 同じ境遇を持つフリッツとは同盟関係。
 大戦中に管理を任されていた無人諸島を自国領土と主張して実行支配中、エスペニアと戦争状態にある。

グラディア王国
 バイナス大陸の北西に位置する国。
 グラディア人が聖王の元に建国した大六国の1つ。
 ある程度発展したダリア合衆国に自治を認めて独立させるなど寛容な面を持つ。
 エスペニアとは同盟を組んでいるものの、ロトとは商業的に関わりを持つため中立を宣言している。

フリッツ国
 バイナス大陸の西南、ロトと北西に国境を接する小八国の1つ。
 かつて属国としてエスペニアの支配下にあったロトとは同盟関係にある。
 自己発展と称してほぼ全ての国交を最小限に留める半鎖国状態となっている。
 現在のところ中立を保っているが、頻繁にロトと会合を行なっている。

大六国
 世界的に影響力を持つ6つの国家。
 その規模から、常に争いの種を内包していると言っても良い。
 従属させていた事が多く、急速に影響力を増している小八国とは折り合いがあまり良くない。

小八国
 大六国に次いで影響力をつけている8つの国家。
 元来支配的な立場にあった大六国の影響力を減らし、連盟会議での発言権を増している。
 その多くが元々大六国に従属していた国家であったり、商業を中心的な経済としていた国家である。
 第二次大海戦争の尾を引き、大六国との折り合いが悪い。

大海戦争
 約1世紀半前に新天地ダリア大陸をめぐる形で勃発した戦争。
 最終的にダリア大陸はグラディアに制圧された。
 後に中洋海の利権争いとして第二次大海戦争が起きた。

栄歴
 栄光年間歴とも。
 エスペニアとその他のヴァナット通貨を使用している国家で使われてる歴号。
 皇王がエスペニアを建国、海軍を組織して武力ある防衛を始めた事に由来する。
 物語開始時は栄歴1366年6月である。

旧文明
 年代不明の海底遺跡。
 世界各地に点在しているが、似たような技術を用いている事が分かる。
 それらから得られる技術は軍事的に転用可能なものが多く、こぞって各国が収拾をしている。

ヴァナット
 皇国、及びダリア大陸の一部国家で使用されている通貨、単位v。
 地球における通貨換算で1epv=100jpyとなる。
 下位通貨はゲルム、g。

ナード鉱石
 放射性物質から出される放射線の指向性を変更できる特殊な鉱石。
 この現象が起きる時にナード鉱から熱が出力される特性がある。
 ここから得られるエネルギーを利用したエンジンの開発が行われている。

WataZ(ヴァータッツ)
 文明外兵器技術とも。
 現在とは別の系統とされる旧文明の遺跡から発見された技術。
 ハドロン砲や高度な自動追尾機能を搭載した鋭弾頭ミサイルなど現在の技術では再現不可能な兵器である。
 完品での現存数は9、この内2つをエスペニアが保有している。

ダイバーズシルエット
 旧文明の遺産をサルベージ、研究するために開発された人型潜水機甲。
 近年軍事用の開発が各国で行われており、完全な戦闘用として開発された第二世代が主力となっている。
 大国ではナード鉱石を用いた第三世代も配備が計画されている。
・第一世代
  民間用に建造された量産品を軍事用に改修したもの。
 最初から軍事用に設計された第二世代とは格段の差があり、現在では博物館送りになるものが殆どである。
 その他にも、新兵への教練として使用されるものがある。
・第二世代
  第一世代で得られたデータを元に軍部が設計したもの。
 軍用として設計されているため、信頼性は高く長らく使い続けられた。
 ナード鉱石とその特性に関する論文が発表されてからは第三世代の開発が進められている。
・第三世代
  ナード鉱石を用いたエンジンの開発で近年採用が進められているもの。
 以前の起爆燃料エンジンや水素エンジンよりも高い出力が取り出せるので今までよりも機動性が高い。
 しかし、濃縮核燃料を必要とするため、臨界に達すると爆発の危険が一気に高まる。
・第四世代
  研究が進められている機体郡、少なくともエスペニアとグラディアは研究を進めている。
 詳しい世代要件ですら未定義であるが、WataZの技術を使用したものである。
 その破壊力は今までの機体を遥かに凌駕するものとされ、戦略兵器の領域であるとされる。




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